小さな箱庭Diary

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心が元気になる本3選

どうしようもなく落ち込んだとき、くたくたに疲れたとき。お気に入りの本を読むと、むしゃくしゃしていた気持ちがパーっと晴れて、また明日から頑張ろう!と思えます。今日はそんなふうに、心が元気になる本を3つご紹介します。

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やなせたかし 「明日をひらく言葉」

 

大人気キャラクター「アンパンマン」や国民的唱歌「てのひらを太陽に」の父、やなせたかしさん。幼少期は劣等感に悩み、戦争も経験し、作品がブレイクしたのは七十歳手前と、その人生は必ずしも順風満帆ではなかったといいます。しかし、どんなときにも希望を失わず前へ進んできた彼の言葉からは、生きることの素晴らしさやよろこびがビシビシと伝わってきます。本書ではそんなやなせさんの心がこもった、ユーモアあふれる深い言葉を精選。忘れかけていた大切なものが、きっと見えてくる一冊です。

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ちびっこたちのヒーローといえばアンパンマン。その生みの親である、やなせたかしさんの名言集です。見開きページごとに、どのページを開いても、やなせさんの言葉が響きます。人間は欠点のない人を好きにはならない。今までやってきたことが、全部、役に立っているんだよ――など、やさしい語り口ながら、生きることの意味を真摯に教えてくれる、わたしにとってバイブルのような一冊です。

なかでもいちばん好きなのが、

悲しい時やつらいとき、涙がこぼれてきても、手のひらで拭くのでは弱い心を追い出せない。しっかり手を握り、拳で涙をふかなければダメだ。

という言葉。泣くんじゃないと叱責せず、泣いてもいい心を肯定してくれるところに、何度読んでも背中を押されます。

 

三浦しをん 「舟を編む

 

出版社の営業部員・馬締光也(まじめみつや)は、言葉への鋭いセンスを買われ、辞書編集部に引き抜かれた。新しい辞書「大渡海(だいとかい)」の完成に向け、彼と編集部の面々の長い長い旅が始まる。定年間近のベテラン編集者。日本語研究に人生を捧げる老学者。辞書作りに情熱を持ち始める同僚たち。そして馬締がついに出会った運命の女性。不器用な人々の思いが胸を打つ本屋大賞受賞作!

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大好きすぎて、単行本と文庫版との2冊を持っている愛読書です。誰かが何かに没頭して、夢中になってる姿は奮い立つような勇気が貰えます。辞書作りなんて知らなくても、主人公・馬締たち編集部の人々が進む辞書作りの旅は、面白い!のひと言。一見地味そうな辞書を通して、人と人とをつなぐ「ことば」について考えさせられます。単行本は装丁が美しく、文庫版は馬締の恋文が全文公開(?)されているので、2冊持っていても損はしません。

 


よしこ 「パグまんが めー語」

 

ネットで話題沸騰の「パグで振り返る世界の昔話」の作者が贈る、

おもしろかわいいパグイラストと“犬あるある"4コマまんが。

パグのめーの無邪気な日常に、犬好きさん共感必至!

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3冊目はマンガから。もうね、モフモフを摂取すればいつだって元気になる!のです。よしこさんの描かれるパグのめーちゃんは、ほんとうに愛くるしくて尊い・・・。ほのぼのとした日常にとにかく癒されるし、穏やかな心地になります。鼻ぺちゃわんちゃんと暮らしていたことがあるひとはきっと、「あるある!」と思うエピソードがあるかもしれません。

マンガはほとんどアプリやWEBで読むようになってしまったけれど、紙のマンガだからこそ味わえる手触り感が◎ カバー裏にさえ「かわいい!」と思うほど、キュートすぎるマンガです。

 

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