2022年に開催されたfiesta in chaosツアーのライブレポートに続きまして、
昨年2023年に開催されたNinth Peelツアーのレポート(※)です。
本ツアーは、UNISON SQUARE GARDENの記念すべき9枚目のアルバムを引っ提げて巡られた全国19公演。そのなかから、2023年5月27日(土)に開催された神奈川公演(ぴあアリーナMM)に参加しました。チケットを確認する前から「もしかしてアリーナ席が当選するのでは…?」と期待していた生の感想をどうぞ!
(※)今回も愛用のEDiT手帳に書いてあった日記をそのままお伝えします。
セットリスト
- 夢が覚めたら(at that river)
- シュガーソングとビターステップ
- ミレニアムハッピー・チェンソーエッヂ
- Nihil Pip Viper
- City peel
- 静謐甘美秋暮抒情
- WINDOW開ける
- シューゲイザースピーカー
- アンチ・トレンディ・クラブ
- MIDNIGHT JUNGLE
- Phantom Joke
- Numbless like a ginger
- お人好しカメレオン
- スペースシャトル・ララバイ
- 放課後マリアージュ
- 徹頭徹尾夜な夜なドライブ
- カオスが極まる
- 恋する惑星
[アンコール]
- ガリレオのショーケース
- kaleido proud fiesta
感想
初めましてのぴあアリーナでアリーナ28列目でした!立ったらお三方目視できるし、モニターもあるしでほんっとに最高のライブでした。絵の具で泣いてしまうかと思ったけど、泣いたのは、カメラに抜かれた貴雄さんの笑顔と、WINDOW開ける。お人好しカメレオンも聞けるしで、19thでこのセトリだったら20thはどうなるんだろうと緊張してしまうほど。9thアルバムの中でも大好きなスペースシャトルララバイ(カウントダウンがおしゃれ)も、City Peel(セッションからして大好き)も味わえて、ほんまセトリが神がかっていました。アンコール出てくるの超特急なのには笑ったし、ギターベース、ベースボーカルなマイク立ち位置もあって、お三方のハーモニーに度肝を抜かれるばかりです。ドラムソロもかっこよかった~!ピカピカ照明も忘れられないな…
その日の日記のHAPPY LISTには、
- ライブに行けてよかった
- 最高USG
- 座ってもたのしめた
の3つを書くほど、最高のライブでした!!
▼HAPPY LISTはちょうど2023年からはじめてます
HAPPY LISTにも書いたとおり、今回のライブ、実は初めて、ほぼ席に座っての参加だったのです。”ほぼ”というのは、お三方登場~1回目の幕間、本編ラスト曲、アンコールは立っていたから。ライブ当日、ちょっと貧血気味だったため、無理せず座ってライブに参加する!と決めていました。期待通り、ぴあアリーナの「アリーナ席」が当選して、ちょっと暴れたい気持ちもあっての折衷案です。
結論。ロックバンドは座っても楽しめます。
ロックバンドの楽しみ方は三者三葉という言葉があるけれど、UNISON SQUARE GARDENはそのなかでも自由な楽しみ方のできるバンドに間違いありません。みーんな自由。周りに迷惑をかけなければ、体を揺らしても、腕を振っても、そして何もしなくてもいい。「一人だけ座っていると浮いてしまうかな?」なんて心配していたけれど、わたし含めて参加しているみんなはステージに夢中だから、誰も周りが何をしているかなんて気にしません。ただそこに、お三方とわたしの世界が広がっている――と思うほどの、完全無欠のロックナンバーが響いているのです。史上最高の、UNISON SQUARE GARDENのロックが。
それに座ったことで、初めて見れる景色がありました。それは、ドラムを叩いている貴雄さんのお足。立ってるみなさんの間から、ちらりと覗く貴雄さんの左足が、もうずーっとずーっと動きつづけてる様子は「……すごい」の一言。リズムをとっているのか、ハイハットを鳴らしているのか、どちらにしても、あんなに始終動かしているとは知りませんでした。どうなってるんでしょう。ほんとにすごかった…。
ぴあアリーナ会場にはサブモニターが2面あったので(たぶんUSGには珍しいこと)、お三方の表情をじっくり味わうことができました。さすがに座っていると見切れてしまうところはあったけど、斎藤さんの、田淵さんの、貴雄さんの楽しそうにロックをかき鳴らしているお姿が見れ、十二分に幸せです。
でもそう言えば開演中、「生のお三方を見たいし、モニターも見たいし、目が2つじゃ足りない〜!」なんて悶えていたっけ。
そんな欲張りなわたしとしては、Ninth Peelのおかわり追加公演、Ninth Peel nextはお留守番組だったことが無念…! ぜひ映像化をお待ちしてます。